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第59回 議員の学校

大好評! 森 裕之教授の集中講義

“財政危機!?”を乗り越える 

(オンライン併用)

2026年1月30日(金)31日(土)​​

会場:OIF多摩国分寺館

オープンイノベーションフィールド多摩国分寺館

🚃 JR国分寺駅下車 南口から徒歩5分 

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■集中講義1・2・3

 
講師:  ​森 裕之 さん  立命館大学総合政策学部教授
          

■財政危機を公表する自治体が急速に増えています。財政危機とは財政破綻(赤字)へ向かっている状態であり、財政破綻に陥らないことが財政運営上の唯一の共通ルールです。

 自治体が財政危機を乗り越えるためには、収支不足をなくすための歳入・歳出改革に取り組まなければなりません。それは決してマイナス面だけではなく、旧来の財政構造を正常化するプロセスにもなります。それに取り組むためには、議員一人ひとりの視点を活かした真摯な議論が必要であり、その前提になるのが自治体財政の基本的な知識にほかなりません。

 議会活動で必要となる自治体予算の基礎を学び、新年度予算と関連させながら、これからの予算議会でどのような議論が必要なのかをお話しします。


プロフィール

1967年生まれ。地方財政、公共政策の理論活動の第一線に立つ研究者で、「市町村や都道府県の財政が住民生活や企業活動にどのような影響を及ぼすか」を実際的に検証し、注目をあびてきました。著書や論文、幅広い講演活動によって、地方財政改革、公共事業、公共政策について積極的な発言をしています。
 

■著書

『地方財政の新しい地平「人と人のつながり」の財政学』(自治体研究社2024)、『自治体財政を診断する一「財政状況資料集」の使い方』(自治体研究社 2022)、『市民と議員のための自治体財政ーこれでわかる基本と勘所』(自治体研究社2020)、『初歩から分かる総合区・特別区・合区』(共著自治体研究社2017)、『公共施設の再編を問う』(自治体研究社 2016)、『大都市自治を問う』(共著学芸出版社 2015)、『地域共創と政策科学』(共著見洋書房 2011)、『検証・地域主権改革と地方財政』(共著 自治体研究社 2011)ほか多数。

議員の学校

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■集中講義4

講師: 石川 満 氏 日本福祉大学元教授、多摩住民自治研究所理事

​■2024・2025年春闘の賃上げ率は5%を超えていますが、物価の高騰により実質賃金はマイナス。
円安の影響もあり、私たちの暮らしは厳しさを増しています。
高市政権でいわれている現役世代の社会保険料軽減により、高齢者の介護・医療などの負担が増えることになります。これらは市町村の福祉行政にも影響をもたらします。
2026年度から進められる社会保障・社会福祉関係制度改正により、私たちの暮らしはどうなるのか、また今後の社会保障財源の確保をどう考えるかなどについて、できるだけ具体的に検討します。

​■1951年東京都生まれ、東大和市職員(通算21年間福祉事務所に勤務)を経て、1999年日本福祉大学社会福祉学部助教授、2004年教授。福祉行財政論など、2017年定年退職。多摩住民自治研究所理事、社会福祉法人えいぶる理事長など。


■著書『「もっと生きたかった」やまゆり園事件と人権』(藤井克徳・池上洋通・石川満・井上英夫編著、自治体研究社、
2025年9月)、『いのちを選ばないで』(共編著大月書店 2019)、『生きたかった一相模原障害者傷事件が問いかけるもの』(共編著 大月書店2016)ほか。

■実践報告:財政に強い現役議員が語る~予算審議、私ならこう臨む

報告:  伊藤 真一 氏  (いとう しんいち/東京都東村山市議会議員)
■1957年生まれ、兵庫県芦屋市出身。東村山市議会議員(現在5期目)。元・市議会議長、元・市監査委員。創価大学経済学部卒業。旧北海道拓殖銀行、中央三井信託銀行に勤務。パブリックサービス研究センター会員、政府会計学会会員、1級FP技能士。
 

報告:  神山 玄太 氏  (かみやま げんた/山梨県甲府市議会議員)

■1982年生まれ。金沢大学法学部を経て、早稲田大学大学院公共経営研究科を修了。
日本インターネット新聞社で記者として働いた後、2011年に甲府市議に初当選(以降、
4期連続当選)。国会議員政策担秘書資格試験に合格し、第6回マニフェスト大賞でグッド・マニフェスト優秀賞を受賞。「ワイン県」山梨で活動する議員としてワインエキスパート資格も取得。民生文教委員長、議会運営委員長を歴任。現在、法政大学大学院公共政策研究科博士課程に在籍中。

第59回 議員の学校​ のお誘い

”財政危機!?”を乗り越える

2026年1月に「第59回議員の学校」(1/30~1/31)を開催いたします。テーマは、「”財政危機!?”を乗り越える」です。

講師は、大変好評を頂いている立命館大学教授の森裕之先生です。議会活動で必要となる自治体財政の基礎を学び、新年度予算と関連させながら、これからの予算議会でどのような議論が必要となるのかを学びます。また、実践報告として現役議員の方にご登壇いただき、実際の予算議会での事例についてご報告いただきます。
会場とオンラインでの同時開催です。アーカイブ視聴(期間限定)もできますので、聞き逃した個所は後日何度でもご視聴いただけます。

また、議員の学校翌日の2月1日に、東京都東村山市にある多摩全生園のスタディーツアー「たまけんOne Day Fieldwork 人権の森 多摩全生園を歩く」を開催いたします。多摩全生園を訪ねてハンセン病資料館を見学し、専門家から説明を受けながら園内を実際に歩くことで、ハンセン病問題について考えるツアーです。議員の学校(1/30-31)のエクスカーションのような位置づけで、続けてご参加いただけると幸いです。
 

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